DAとは?

DAの基礎

前回、バージョンについてまとめましたが、ちゃんとV11.1に更新しました!

なので、これからはV11.1で解説をしていきます!

解説の前提

ということで、V11.1で解説を進めていきますが、始める前に前提について簡単にお伝えします。

その前提というのは、e-ラーニングの「DA機能を使用したロボット開発基礎」まで完了しているという前提です。

ここまではe-ラーニングの資料をもとに開発をすれば、一通りの開発ができるようになっているはずですので、そこまでは済んでいるという前提で、ここから先を進めていきます!

具体的には、
■WEBオートメーションロボットとDAロボットの2種類があること
■WEBオートメーションロボットの中で、DAロボットの呼び出しをして、DAロボットの開発をすること
■DAロボットに変数を引き継ぐこと
などをマニュアル通りに完成していることを前提にしています。

DAは、ロボットが完全にパソコンを動かしている状態

これまでDAのステップを使わずに開発をしてきましたが、これまでに作ってきたロボットは裏で実行できたので、ロボットは裏で実行させながら、並行して人がやるべき作業を進めることもできました。

しかし、DAはロボットが完全にパソコンを乗っ取ってしまいます(笑)

ロボットがマウスを動かし、ロボットがキーボードを操作するので、DAのステップでロボットが動いている間、人はマウスを操作することはできません。

※実際に人がマウスを動かしても反応しない状態になります

そして、ロボットも人が画面を認識するのと同じように画面を認識します。

例えば、Design Studioのウインドウが最大化されていると(どのウインドウでも構いませんが)、デスクトップの画面は見えない状態になりますよね。

そうなると人が操作する場合、デスクトップ画面にあるアイコンをダブルクリックして起動させることは出来ません。

そして、DAで開発したロボットも人と同じように、デスクトップ画面が見えていて、ダブルクリックしたいアイコンが見えている状態でないとクリックができません!

また、実際のパソコンを動かすので、人と同じようにアプリが起動するまでロボットを待機させてあげる必要があります。

例えば、人がExcelを起動させると数秒経ってアプリが立ち上がり、セルに入力できる状態になります。

DAの場合のロボットの動作も全く同じで、人と同じようにExcelを起動し、ちゃんと立ち上がるまで例えば「5秒待機」のようにロボットを待たせるためのステップも開発をしてあげる必要があります。

このようにDAの機能を使ってロボットを開発する場合、クリックすることも、待つことも、本当に人と同じように1つ1つの動作をロボットに指示するように開発をする必要がありますので、そのイメージを膨らませてください!

このイメージを持っているかどうかで、DAの開発中にどこに問題があるのか、何を修正したらいいのかをヒラメキやすくなります!

事前に設定しておくこと

DAを使い始める前に、やっておいて欲しいことを書きます!

ここでやることがどのような効果があるのかは、改めてお伝えしますが、一旦この設定をしておけばDAの開発がスムーズになりますので、騙されたと思ってやっておいてください!

まずは下のように、メニューバーの「設定」をクリックして、設定のウィンドウを表示させます。

設定のウィンドウが出てきたら、タブの一番右側の「Management Consoles」をクリックします。

※セキュリティ上、ユーザー名を隠しています

そして「プライマリとして使用」のチェックを外しておいてください!

取り急ぎ設定として、事前にしておきたいのは以上です!

次回予告

次回からは、実際にDAを開発しながら、細かい点をご紹介します!

次回は特にDAでのクリックのステップの説明や、メリット・デメリットなどをお伝えします!

お楽しみに!!

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