前回の記事でもエラーを解消してきましたが、今回も引き続きエラーの解消です!
ロボット開発では色々なエラーが発生しますが、その様々なパターンに対応することが必要ですので、今回もエラーの解消方法を学んでいきましょう!
デバッグをして確認をする
前回の記事で想定しているエラーが解消できた思ったとします。
そうしたら改めてデバッグをして、ちゃんとロボットが機能しているのかどうかを確認します。
これまでにもやってきたように、「デバッグ」のボタンを押して、「▶」をクリックしてロボットを実行させてみましょう!
そうすると僕の場合、下のキャプチャのようなエラーが出ました。
「タグファインダーが見つかりませんでした」とありますので、恐らくファインダーに関するエラーだと想定できます。
また、このエラーが発生しているのが「次へ」をクリックするステップです。
前回設定した内容が何かおかしかったのでしょうか?
その確認をするためにも、上のキャプチャの青枠の「ステップを移動」をクリックして、問題のあるステップを確認してみましょう!
「次へ」のステップのブラウザを確認する
上記のボタンをクリックするとデザインモードに移ります。
今回のエラーはファインダー関連のエラーですので、ブラウザを確認してみましょう。
はい、上のキャプチャでお分かりの通り、こちらが最後のページですので「次へ」が無いので、『「次へ」を探しても見つかりません!』ということをロボットがエラーとして伝えてくれています。
設定は正しくしっかりと機能しているのですが、最後のページになったときに「次へ」というボタンが無くなってしまうので、今回のエラーが発生するということです。
エラー処理の設定を変更
つまり、このエラーが発生するときには全ての株価の抽出が終わっているので、このエラーが発生したタイミングでロボットが終了しても問題ない状態です。
そのため、このエラーが発生するタイミングでループを終了するように設定をします。
まずはステップ詳細の「エラー処理」のタブをクリックします。
上のキャプチャの青枠の部分でエラー処理の設定を変更するのですが、デフォルトはこちらのキャプチャのように「後続のステップをすべてスキップ」となっています。
この状態というのは、今回の記事の冒頭でデバッグで確認をしたように、「エラーが発生したら、エラーメッセージを表示してロボットの実行を止める」という指示です。
今回は、この青枠の部分をクリックして「ループ終了」を選択します。
「ループ終了」を選択することで、直前のループ、つまり今回の場合は「Repeat」のループを終了させることが出来ます。
これでエラー処理の設定が出来ましたので、再度デバッグをしてみましょう!
以前も確認しましたが、左下に「実行は正常に完了しました。」となれば無事にロボットの実行が完了です!
次回予告
さて次回はExcelと絡めてロボットを作ってみます!
今回、抽出した情報をExcelに書き込むロボットを開発していきます!
仕事上、Excelを使っている方も多いと思いますし、これからExcelの使い方も幅広くお伝えしていきますが、まずはExcelの基本となる使い方をお伝えします。
お楽しみに!!